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Daily Musing...

こんにちは、牧田裕介です。

2013年9月~2014年5月の9ヶ月間、スイスの組織設計事務所(Burckhardt + Partner SA)にて、インターン生として働いています。

仕事や生活の様子・出来事・所感などなどのログを何かしら残したいなと思い、せっかくなのでWebページを作ってみました。

"Tweet" と "Diary" の中間くらいの意気込みで書いていこうと思います。

Happy New Year


Yusuke Makita  5 Jan 2014

 

 

新年あけましておめでとうございます。

 

クリスマス明けから2日まで、ドイツとオランダを巡ってきました。

なかなか衝撃的な旅行になり、過密日程でも行ってよかったと思います。

 

全体を通したテーマとなったのは、産業構造の転換と産業遺産の活用かなと。

ベルリンから2時間のところにあるフェロポリスが今回のハイライト。あの巨大な機械が動いているのを想像すると、ぞくぞくした。詳しくは新しく作ったページをご覧ください。

建築ではベルリンにあるリベスキンドのユダヤ博物館、土木ではロッテルダムのエラスムス橋がよかったかな。

 

どの都市もそれぞれ異なる様相で、なぜその景観が形成されたのかってのに興味が湧いた。

が、基本的に清潔さにかける都市が多い。スイスがまだいい方だった。

 

ベルリンでは、地下鉄の列車のガラス窓に、ベルリンのシンボルである塔のマークがあらかじめ散りばめられている。普通は開放感を出すために透明で出来るだけ大きな窓となっているので、なんでかなと不思議に思ったが、落書きを防ぐためではないかと思い至った。町中の壁にスプレーやペンで落書きされており、それが徹底している。しかし、何らかの装飾がなされているところには、さすがに落書きはない。

そんな若者の心理をよみ、列車のガラス窓にマークを貼ったんだろう。がしかし、これが何とも不快。ただでさえ狭い車内で、マークのおかげで余計に圧迫感がある。窓の外を見ようにも、マークによって焦点が窓の外に出ない。そんでこのマークが雑すぎる。遠近法無視するな。

 

とまあベルリンではストレスが溜まったんですが、アムステルダムでもひどかった。

大晦日はアムステルダムにいた。ちなみに駅は20時以降締め切られている。人が街中に溢れ、そしてほぼすべての若者が手にしているのは、爆竹花火。しかも日本でよく売られているような、パンッというやつではない。心臓にずんとくる、ドンッというやつ。これをそこら中で鳴らし、新年を祝うのが習慣らしく、5秒に一度ぐらいの頻度で耳を塞いだ。僕の足下に投げるやつもいた。しかもうるさいだけでなく、汚い。花火のゴミだけでなく、空き瓶やマックの包装など、もうわけがわからないぐらい道路に散らかっている。そしてひどく臭い。

 

いくらきれいに整備した都市計画であっても、そこに住む人間の性質が、結局はその街の住み良さを左右するんだなと、実感した。

あれ何日かかったら掃除し終わるんだろう。

 

家に帰ると、ちょうどマダムの友人が来て新年会だった。疲れきっていたけど、暖かい人たちに癒され、ようやく新年を祝うことができた。

マダムいつもありがとう!

 

 

 

 

 
Jan 2014
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