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Daily Musing...

こんにちは、牧田裕介です。

2013年9月~2014年5月の9ヶ月間、スイスの組織設計事務所(Burckhardt + Partner SA)にて、インターン生として働いています。

仕事や生活の様子・出来事・所感などなどのログを何かしら残したいなと思い、せっかくなのでWebページを作ってみました。

"Tweet" と "Diary" の中間くらいの意気込みで書いていこうと思います。

Oct 2013
Samedi


Yusuke Makita  5 Oct 2013

 

 

今週は、仕事終わって45分くらいかけて帰って

マダムが用意してくれる夕食を食べてデザートとコーヒーで一息つき、

11時には寝て6時に起きて、

 

という健康的な生活でした。

 

毎日デッドラインに追われていて、

疲れてすぐ寝てただけですが。

 

 

 

さて、木曜日に語学学校の一回目の授業がありました。

 

10人ぐらいの生徒と陽気な先生で、これから週二日、2ヶ月ほどフランス語を学びます。

 

すごくおもしろいです。他の生徒たちが。

 

生徒といっても全員年上で、40歳くらいの人もいます。

 

 

先生: じゃあ先生の後に続けて発音しましょー♪ 

生徒たち:OK !!!

 

先生:Lundi(月曜日)

生徒たち:Lundi !!!

 

先生:Ma..(かよ..)

生徒たち:Mardi !!!(火曜日)

 

先生 & 生徒たち:Mercredi !! Vendredi !! Samedi !! …

 

 

いや(笑)、約束破るの早っ(笑)

 

みなさんとてもやる気があるようです。

 

 

 

先生:〇〇さん、真似して発音してみてねー♪ " X "(イクス)

〇〇さん:イス !!!

 

先生:ちがう、 "X"(イクス)

〇〇さん:イス !!!

 

先生:ちがうちがう、"X"(イクス)

〇〇さん:イス !!!

 

× 8回

 

 

先生粘り過ぎ(笑)

 

7回目ぐらいで笑ってしまったのに気づかれてないことを願います。

 

 

 

そんなこんなで、真剣にフランス語の授業を受けてきたわけですが、

授業後、隣の席だったアルバニア人デザイナーに、ビールを一杯おごってもらいました。

 

彼はコソボ出身ということで、コソボ紛争あたりの歴史の話からはじまり、

また彼の父が日本の歴史を研究している学者らしく、

"カミカゼ"の話から高度経済成長、バブル、バブル崩壊、現状の日本経済、

飛んで中国や韓国との関係らへんをちょっとだけ話しました。

 

神風特攻隊はやっぱ有名らしく、めちゃくちゃかっこいいと讃えてました。

 

なんか、ひっかかるなー。

 

今を生きる日本人としては、先人たちを尊敬しなければならないと思いますが、

彼らは犠牲者でもある。

単に"cool"という表現はできないな、とか思ったりしてました。

 

帰り際に、授業がすべて終わった時にはフランス語で会話しようと約束。

 

勉強するいい動機ができました。

 

 

写真はフォンデュに次ぐポピュラーなスイス料理、ハケット

Fete Japonais


Yusuke Makita  6 Oct 2013

 

 

今日は、待ちに待った日本祭り。@ジュネーブ

 

日本人の妻を持つ同僚の紹介で、ボランティアスタッフとしてお手伝いすることになったのです。

 

ステージ裏の大道具係はとても暇だったので、

十分に祭りを楽しめました。

 

とりあえず今日の一番の目的は、日本米を食うこと。

こっち着いてからというもの、米料理を見つけては注文し、

ことごとくハズレてる( = パッサパサの米)ので。

 

日本人が経営する店だけが出店してるため、

安心してカレーライスをいただきました。

いやーうまかった。

 

これがせめて半額だったら文句ないんだが。(カレー一皿1600円)

 

ちなみに、やきとり二本で700円也。

 

 

屋内ステージでは、生け花、日本語教室、合気道、合唱、リコーダー、、

 

、、リコーダー?

 

って日本のもんだっけ?

 

まあ、いいや。

 

そしてラストのコスプレ大会が最高に盛り上がった。

 

まずジュネーブコスプレの会代表みたいな人が出てきて、

コスプレの魅力について、スティーブジョブズかのようなプレゼンテーションを披露。

 

続いて12組のコスプレイヤーが、それぞれファッションショーもどきの登場をし、

 

だれが選んだのかもわからんけど、その場でグランプリが決定。

 

え、その人グランプリはちがうでしょ。(笑)

って人が優勝。

 

個人的には写真の右から4番目の...

 

僕の好みはどうでもいいね。

 

とても楽しかったです。

 

 

​ジュネーブには、たくさんの日本人"女性"が住んでいます。

 

日本人男性が少ないのは、単に外人にモテないってよりは、

実家を離れてフラッと外国に移り住むことのハードルが高いんだろうな。

 

きっと。

 

 

あ、たった今帰りの電車で、罰金1000円を払わされました。

 

チケット間違ってたみたい。ort

 

 

 

さて、明日からはどんな仕事が待っているのでしょうか。

 

楽しみ楽しみ。

 

Salut

stock


Yusuke Makita  8 Oct 2013

 

 

大学入ってから、今は選択肢を広げましょうってのを、ずっと意識してきたつもりです。

 

建築に限らずいろんなこと手出してみたり、知らないとこ行ってみたり。

 

振り返ってみると、少しは可能性が広がってきたかなーという気がします。

 

 

軸としては、建築という専門。

大学院で学んでいる都市・まちの視点。

 

また、銭湯について、一年間研究してきたこと。

 

MeetUsでは、「日本・京都の伝統文化」「旅行業」「起業」、それぞれの世界に首を突っ込めたこと。

一つのサービスを立ち上げ、プロモーションし、利用者に満足してもらうまでのフローを経験できたこと。(規模は、まだまだこれから!)

京都という土地に片足つっこんで営業してまわった経験、そこで得た人脈。

 

旅やインターンで得ようとしてる、グローバルな価値観。

 

幼少時代からやらせてもらっているサッカー。

 

などなど。

 

最近は、自分の経験や適性を生かして将来どんなことができるかなってのを考えてます。

 

すると、あーしとけばよかった、もっと全力でやったらよかった、などの後悔が。

 

 

まあ後悔してても仕方ないので現状から考えると、いくつかやってみたいことが出てきます。

 

それはどんなニーズがあって、競合優位は...とかに考えが及ぶのは、ビジコンの経験が生きてるんかな。w

 

 

まだ人に言えるレベルでないので、ひみつ。

 

 

京都帰ったら、左官職人の学校に通おうかな、なんて。

meeting


Yusuke Makita  9 Oct 2013

 

 

最近のお仕事。

 

マテリアルブックレットと並行して、今週から新たに、大窓にはめるtimber screenのスタディをしています。

ファサードに表れる部分なので、とてもシビア。

 

CGで作った7種類のパースを用意してミーティングに臨みました。

韓国の伝統的な窓枠やシンプルなルーバーなどに加え、京町家のレファレンスもこっそり混ぜたのがみそ。w

 

 

ミーティングでは、僕自身、雰囲気に慣れてきたこともあり、

当事者意識をもって話し合いに参加できてきました。

 

 

 

 

最近思うのは、一つの建物を実際に設計するまでに、考えることは山ほどあるってこと。

 

もちろん妥協を重ねれば短い期間で終えることはできそうだけど、

僕の上司はどちらかというと徹底的にこだわる人。

 

 

 

 

といっても、うちの会社だけでは決められない部分が多々ある。

 

B+Pはmail architectとしてまとめ役をしているけど、

構造・環境エネルギー・電気・ランドスケープなどなどの専門エンジニア10社ぐらいとチームを組んで進めてます。

彼らの専門的な技術や知識のサポートがなければ、本当に手に負えないと思う。

 

 

こーいうのが特殊なのか、他の小さい事務所ではどうしてるのか、気になります。

night life


Yusuke Makita  10 Oct 2013

 

 

久しぶりに朝まで遊びました。

 

まず同僚の友達など4人で日本料理屋で食事。

中国人しかいなかったけど、寿司は普通においしかった。

 

そこで日本についてのレクチャーがスタート。

・ひらがなカタカナ漢字について

・カラオケ文化について

・箸の使い方

・日本ビールのこと

などなど

 

みんな興味もって聞いてくれたので満足。

ただ、英語で伝えるの難かし。。

 

 

食べ終わってから、IAESTEの飲み会に合流。

理系インターンってこともあり、エンジニアばかりが集まってます。

 

そこのバーでは、男性が店にいる女性を誘い、サルサの音楽に合わせて踊ってます。

僕はもちろん、傍観者です。

サルサのダンスレッスン誘われた時は、一瞬ほんきで考えました。

 

 

メンバーの中には日本語話せるスイス人(Sumi)もいて、

彼を含め6人で次のバーへ。

 

この時点で終電を逃してるため、中国系スイス人(Anli)の家に泊めてもらうことが確定。

 

 

ほんとにどこのバーも音楽が爆音でかかってるので、

会話に支障をきたしまくります。

 

 

SumiとAnliがもう一軒行くと言うので、僕もついて行くことに。

バーというより、ディスコだね。

日本のクラブみたいなとこ。

 

入場料はタダらしい。

 

酒でふらふらになりながら踊って、

Anliが飽きてきたところで帰宅。

 

寝るのかと思いきや、白ワインが登場。

 

うちの近くで作られてるスイスワインで、めちゃくちゃうまい。

 

 

さらに一本1万円以上するボルドーワインを酔った勢いであけるAnli。

 

ボルドーワインは高級だけど、独特の臭みがあって初心者の僕の口には合わなかったです。

 

 

そんなこんなで、5:00AMに就寝した一日でした。

 

 

たまにはこーゆー日も楽しいね。

 

semene


Yusuke Makita  19 Oct 2013

 

 

せっかく開口のデザインを考えられることになったのに、

うまくいかないものですね。

 

力不足を改めて実感した一週間でした。

 

 

ちなみに模型材料から道具から、日本の方が断然整ってる。

まずスチボがないってのが信じられん。笑

 

日本から持ってきたカッターが大活躍してます。

 

 

今週は、この辺で。

Sightseeing


Yusuke Makita  27 Oct 2013

 

 

なんとしなっちさんがお父さんとスイスに旅行に来るということで、4日間ご一緒させてもらいました。

 

スイスに来て初めて、いかにもスイスらしいところに、旅行らしいことをした気がするなー。

 

 

Zermattでマッターホルンを眺めながら、のんびりと楽しんできました。

幸い天気にも恵まれ、朝昼夕それぞれ異なる表情を見せるマッターホルンの神々しい姿や、

夜の満点の星空をじっくり堪能。

ハイキングも気持ちよかった〜

 

 

実は中学一年生の時にも、家族とZermattに来たことがあって、

そのとき歩いたのと同じコースを歩き、泊まったであろうホテルも発見。

 

自分では意識してないけど、インターン先の選択肢の中から迷わずスイスを選んだのは、

その時の素敵な国っていうイメージが強かったんだろな。

 

 

自然がすばらしかったのもそうだけど、この旅行でうれしかったのは、

しなっちさんやお父さんといろいろなお話ができたこと。

 

圧倒的に知識の少ない僕は「なるほど」の連続だったけども、お父さんもユニークな方で、とても楽しい時間でした。

 

ただ卓球に関してはかなーり悔いが残ったので、いつかリベンジさせてくださいお願いします。

 

 

声をかけていただいてありがとうございました!

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