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Italy

Venice

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ベネチアは、イタリア本土から移住してきた(逃げ込んできた)人々が開拓し、緩い地盤に木の杭を打ち込んで人工的に作られた。つまり敷地は限られてる中で、人々が知恵を絞って計画された都市である。結果として*細い路地に狭い間口*高く積まれたレンガ調の統一感のある建物*運河&デザインされた橋*所々に設けられた開放的な広場、などがベネチアの街を”おもしろい”空間に仕立て上げている。

 抱えている問題は、物価の上昇、新産業の未発達などによる住人の退去など。どうりで生活感がまるでない。観光客を相手にする住人以外、街を歩いているのはほとんど観光客。水路はまるで観光客のカップルのためにあるかのよう。所狭しと建てられた建物は、路地に差し込む太陽の光を遮り、その壁にはスプレーで落書きがされ、さらに路地のあちこちに放置されているゴミ袋。若干イメージが変わった。

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